
部屋探しで最も重要なのはあなたが探している物件の条件が明確であるかということです。不動産会社を訪問すると、まずは席に案内され担当の営業マンから条件を聞かれることでしょう。この時に、あなた自身が漠然とした条件しか決めていないと物件を探す営業マンも正直困ってしまいます。
例えば街に近くて部屋の広さは1LDK以上、6万円以内など、これだけの条件では該当する物件がありすぎて営業マンも困ります。私が不動産営業マンだった体験談を紹介させていただくと、まずはお客様から希望の地域、家賃、部屋の広さを具体的に聞き出します。
なぜこの地域が希望なのか、現在の家賃はいくらなのかなどです。さすがにこの時点で具体的な収入などを聞くのは失礼なので、現在の家賃や職業を聞いて大体の収入を計算するのです。そしてここまで聞き取りが終わると、この3つの中で優先順位をつけてもらいます。
1位は地域、2位は家賃、3位は部屋の広さという感じです。ここまでの聞き取りが終わると営業マンの中には数件の物件が浮かんでいることでしょう。そして次はお客様が絶対に譲れない設備条件を聞ききます。例えば駐車場は2台必要、最寄りの駅まで徒歩何分以内、バスとトイレが別などです。
これも同じように順位をつけてもらいます。なぜこのような方法を取るかと言うと、部屋探しにおいて希望通りの物件はほぼ100パーセントありません。必ず何かを妥協しないと物件は決まらないのです。これは営業マンの仕事量を減らす為でもあるのですが、同時に優先順位を考えてもらうことで、お客様にも部屋の下見などで無駄な時間を費やして貰わない為でもあるのです。